無電極ランプ(RTタイプ)の発光原理
無電極ランプという聞きなれない名前ですが、発光原理は蛍光灯と同じです。
原理的には19世紀から研究されてきましたが、欧米で1970年代に照明用光源として本格的に研究され、1990年代には実用化・普及されました。
電磁誘導を利用することで、電極物質をなくし、高効率発光と長寿命を実現しています。
- STEP 1
- 外部安定器からフェライトコアに高周波信号を流し、磁界を発生させる。放電発光(電磁誘導原理)
- STEP 2
- 磁界で放出された電子がチューブ内のアマルガム粒子と融合することで紫外線が放出される。
- STEP 3
- 放出された紫外線がチューブ内に塗布された3波長蛍光体により可視光線に変換され発光する。