次世代照明 MUDEN 無電極ランプ|カサイエレック株式会社

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MUDENの特長

MUDENの発光原理

無電極ランプ(RTタイプ)の発光原理

無電極ランプという聞きなれない名前ですが、発光原理は蛍光灯と同じです。 原理的には19世紀から研究されてきましたが、欧米で1970年代に照明用光源として本格的に研究され、1990年代には実用化・普及されました。
電磁誘導を利用することで、電極物質をなくし、高効率発光と長寿命を実現しています。

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STEP 1
外部安定器からフェライトコアに高周波信号を流し、磁界を発生させる。放電発光(電磁誘導原理)
STEP 2
磁界で放出された電子がチューブ内のアマルガム粒子と融合することで紫外線が放出される。
STEP 3
放出された紫外線がチューブ内に塗布された3波長蛍光体により可視光線に変換され発光する。

MUDEN 4つの特長

①省電力

MUDENは水銀灯と比較した場合、最大で75%DOWNの圧倒的な省電力を誇ります。
水銀灯400Wに対し、MUDENは150Wの消費電力で同等以上の明るさをお届けします。

省電力
照明高さ8.5m / 作業面0.85mの使用環境
水銀灯無電極ランプ
約400W約150W
約100lx約150lx

②高演色

他の証明に比べて、蛍光灯特有の3波長(3原色RGB)がバランスよく表現されます。
そのため、太陽光に近いRa80の高演色性を実現しています。
また、明るさに比して眩しさを感じない、優しい光です。

明るさ

明るさ

演色性

演色性

同じ作業場に水銀灯(左側)とMUDEN(右側)を設置して見比べてみました。
結果は一目瞭然。
MUDENの方が、空間に広がる明るさ、そして高演色な光の品質がみてとれます。
特に奥の壁側については、水銀灯の方が壁側に近いにも関わらず、MUDENの方が明るく照らされているのが分かります。もちろんMUDENの方が消費電力も低いため電気代も大幅減り、長寿命のため取替えの手間もコストかかりません。

演色性

※演色性:太陽光の下で見た状態を100として、数値が低いほど本来の色と異なる色にみえます。

③長寿命

長寿命の無電極ランプMUDENは、多くのメリットを提供します。
照明の減衰が少なく安定した照度を得られるほか、ランプ切れによる利用環境の照度不足を回避し、交換コストや一般産業廃棄物の削減をを計れます。

長寿命 | Long Life
平均寿命の比較
水銀灯LED無電極ランプ
12,000時間40,000時間100,000時間超
100,000時間でも光束維持率は70%

④広がりある「あかり空間」

MUDENは360度発光で広角に包み込みように照らすため、空間全体が明るく見えます。
天井や壁も明るく照らすため、影も少なく、作業時の見落としや危険回避にもつながります。

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人間の感じる視覚的な明るさには、数値では測れない要素が絡んでいることが分かっています。
MUDENの広がりある優しい光は瞳に入る光量が多く、数値以上に明るさを感じることができます。

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有効光束密度=PLm(プルム)

瞳孔が嫌うグレア(不快感や物の見えづらさを生じさせるような眩しさ)は、瞳に入ってくる光量 が減少します。逆に目にやさしい灯りは、目に入る光量が多く、照度計の数値よりも明るさを感 じるといった現象が起きます。
Plm(有効光束密度)は、これを指数にしたもので、 計算方法は各照明の係数を掛けて計算することにより算出されます。

照明消費電力(W)全光束(Lm)有効光束密度(Plm)2年後の有効光束(Plm)照度衰退率(年間)
水銀灯400W22,00018,9208,000-35%
メタルハライドランプ250W22,00019,8007,100-40%
LEDランプ120W17,00020,40016,500-10%
MUDEN150W12,03722,00019,500-5%

目にやさしい光

LEDランプとは違い、グレア(まぶしさ)やフリッカー(チラつき)が無いため、直視することが可能です。
同じ照度でも眼に対しての負担が少ないため、作業効率UPやスポーツ時の高いパフォーマンスが期待できます。
※グレアは、環境省でも注意喚起されています。

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虫が寄りつきにくい

虫が寄りつきにくい MUDENはLED同様に、虫が好む波長が少ないため、虫がほとんど寄り付きません。誘虫対策にも効果を発揮します。

瞬時点灯

水銀灯やHIDは点灯、再点灯するまで5分~10分程度必要でしたが、MUDENは瞬時点灯のため作業効率や節電が期待できます。

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Made in OKINAWA JAPAN

Made in OKINAWA JAPAN

安心のJAPAN QUALITY
~日本製無電極ランプを沖縄から世界へ~

「MUDEN」は、沖縄県工業連合会より、製品の書類審査、工場の現地審査などを経て、2017年12月26日に、「沖縄県産品マーク表示許可-第1302号」として、認定されました。
これは、弊社がもつ技術力が認められただけでなく、無電極ランプが大型照明として、LEDとは違う良さを持つ製品であると、多くの方に期待していただけた、認めていただけたからであると考えています。

電波法に対応済み

無電極ランプは電波法規制の対象です。

関連法令
1. 電波法第3条:電波の定義
電波の周波数「300万メガヘルツ(MHz)以下」が規定されている。
2. 電波法第100条:総務省総合通信局への届け出
前記36.4項による。
3. 電波法第110条:高周波利用設備見届けの場合の罰則
電波法第110条3.には、高周波利用設備の使用許可届け出を怠り、許可なく高周波設備を使用した者に「1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処す」と規程されている。
4. 電波法施工規則第45条・第46条の2-型式指定
無電極ランプ 他9件

1999年7月:総務省郵政事業庁通達
無電極放電ランプは白熱球や蛍光灯と比べ、電極を持たないことから寿命が長く、メンテナンスの必要性が少なく、省資源化に資するものであり、今後急激に需要が増加すると予測される。
これまで10KHzを超える無電極放電ランプについては、設置許可が必要であったが、利用者などの利便性向上および行政事務の効率化のため、漏電電界が少ないことが確認されている無電極放電ランプについては、個別の設置許可が不要な型式指定に追加するものである。

水銀の使用は蛍光灯最小クラスの0.1mg

無電極ランプの中でも、トップクラスの発光効率により、水銀の使用量の大幅削減を可能にしました。
水銀使用量は150Wタイプで、蛍光灯最小クラスの0.1mg以下です。
また、水銀化合物(アマルガム)での仕様なので、飛散する恐れが少なく、環境に優しい作りになっています。

保護等級IP65 頑丈な仕様

保護等級とは
IEC(InterNational Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)で規定された保護等級です。IEC144、IEC529およびDIN40 050は、 機器の保護構造について防塵・防水性を等級に分類し、そのテスト方法を規程しています。これに基づくIP表示は、世界各 国で使用されています。日本では、日本工業規格及び社団法人・日本電機工業会がIEC529に準拠してIP表を規格化しています。(JIS C 0920-1993 & JEM1030-1983)

●IP規格・防水保護構造及び保護等級

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IPとはIngress Protection(侵入に対する保護)
第1数字:人体・固形物体に対する保護等級(0~6)
第2数字:水の侵入に対する保護等級(0~8)

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